2015年~2020年の7月のなすととまとの市況を比べてみる
みなさん、こんにちは。
坂道の途中ですがここで、大阪市中央卸売市場における2015年~2020年の7月のなす、とまとの取扱数量と1kg当り単価の平均価格を比べてみたいと思います。
尚、市況の価格は消費税率8%の税込み表示となっています。
なす
取り扱い数量
1kg当り価格
なすは温度が必要なのでもっと物量が少ないかと思っていたらそうでもないです。
価格もそんな信じられないほどバカ高いわけではないですね。
2017年が豊作だったのかな?覚えてませんが。
2015年~2019年の5年平均は
数量981,219kg
単価322円
2020年比
数量86%
単価121%
とまと
取り扱い数量
1kg当り価格
とまとに至ってはほぼ平年並みの物量。
大抵施設栽培なのでしょうか?
2015年~2019年の5年平均は
数量2,205,665kg
単価322円
2020年比
数量98%
単価113%
なすととまと比較
取り扱い数量
1kg当り価格
とまとの物量すげえ!なすと比べると倍以上あるんですね。
『なすはとまとより手間も経費もかかってないのに単価が高いのはずるい!』
という生産者さんの声が有るとか無いとか伝え聞いたので、今回作ってみたのですが、大阪ではなすととまとで価格差はほぼないようです。
これだけとまとの取り扱い量があっても値崩れしないのはそれだけ需要があるのでしょうか。私が八百屋で働いていた15年ほど前にはスーパーの特売でL玉2玉98円や、S玉6玉198円なんてあったんですけどね。
今、農水省のページでは2011年まで見れるので2011年まで遡って比較したかったのですが、今回は時間が足りなかったので2015年までの比較になりました。
いつか10年比較をしてみたいと思います。
あなたの街のなす、とまとはおいくらでしょうか?
※農林水産省が公表しているデータを元に、坂の餅が編集、作成しました。
農林水産省 青果物卸売市場調査(日別調査)
https://www.seisen.maff.go.jp/seisen/bs04b040md001/BS04B040UC020SC001-Evt001.do